はじめまして、マサムネ工房の細川昌彦と申します。
ホームページをご訪問いただき、ありがとうざいます。
マサムネ工房は2005年に補修屋の屋号としてつけました。
補修業というのは主に住宅建材の傷をなおす仕事です。
補修業を6年ほど経験して、イギリスへ留学をしました。高いお金を出して留学するのなら、世界一レベルの高いところを経験したいと思いまして、留学先にはイギリスのウエスト ディーン カレッジを選びました。 修復専門の学校です。
入学試験は木工の実技と、カラーリング、そして面接があり、どれもひどい出来でしたが、運よく受かりました。ちょうどテロ事件がおこった夏に、夫婦でビビりながらの渡英となりました。ハリーポッターのような世界で、イギリスの独特のアクセントに苦戦しながら2年間の勉強を終えました。ブログにはその2年間の足跡がつづってあります。
このホームページを開設した理由としましては、アンティーク家具と修復を知ってもらうこと、僕がアンティーク家具の中で一番すきなBOXのジャンルを紹介することです。
"はこや" というブランド名で少しづつ提供していきます。
箱の種類にはライティングスロープ、ジュエリーボックス、ティーキャディーなど、19世紀のイギリスのBOXたちを紹介していきます。
ご家族の記念の日に贈り物として選んでいただき、そのご家族の中で何十年と時間を共にして、しっかりと手間暇をかけて手入れをし、次の世代へ受け継いでいただきたいと思います。物への愛着を育んでいただきたいと思います。
よく聞かれるのですが、「なぜアンティーク家具と修復に魅かれるの?」と。
アンティーク家具として、長い時間を積み重ねてきた落ち着いた佇まいが好きですし、仕事としては、じっくりと時間をかけて、一つ一つのBOXと向き合えるからです。
だけど、うまく言い表せていません。僕の育った愛媛県の方言でいうと「なんか、ええんよ。」言葉にならないこの箱たちのよさを分かってもらえたらと思います。